代表取締役会長
ユーザ企業にて経理業務を学び、仕訳けに美を感じ、倉庫にもぐりこみ財務諸表の歴史と仕組みを学ぶ。営業・財務システムの導入がきっかけとなり、27歳でIT業界に転身、とんでもないプロジェクトに組み込まれた頃からソフトウェアエンジニアリングに熱中になる。その過程でオブジェクト指向に出会い、オブジェクト指向の開発だけを手掛けるチームを作り開発経験を積みながら、Drop方法論の策定や、Javaベースの分散オブジェクト技術HORBver2.0の開発リーダを務め、HORBの簡単なプログラミングインタフェースを維持しながら内部アーキテクチャを刷新した。この頃、技術をビジネスにどう活かすか悩みに悩む。
2000年、オブジェクト指向技術を中心としたエンジニアリングをビジネスに活かす会社として豆蔵を仲間と設立。副社長、CTO、取締役、プロフェッショナルフェローなどを務めながら、ビジネスとITを繋げる手法、要求開発方法論(Openthology)の初版バージョン0.6を策定。
また、 Openthology ver1.0では、プロセスとモデルを主に担当し、同じ志を持つ他の理事達と方法論を策定し、現場に拘り続け、要求開発の普及を促進する。現在も要求開発理事として、Openthology ver2.0の開発リーダを務めている。
2009年3月までの3年間、内閣官房IT室GPMO補佐官として政府のIT化戦略・実施マネジメント(e-japan)に携わり、「予算主導型から提案主導型への変革」「要求開発による真の業務改革に基づくIT化」を目指したが、なかなか考えを啓蒙できず挫折感を感じていた。しかし、最後まで政府のIT化のあるべき姿を貫き通したことは、自己の自信に繋がる。
2008年7月7日、IT業界の改革を促進するために株式会社匠Labを設立
2009年7月7日、IT業界の匠が集まるビジネスの場として、株式会社匠BusinessPlaceを設立。IT業界の価値を高め、ユーザ企業のビジネス活性化する独創的なサービスを提供。
代表取締役社長
東京大学理学部化学科卒
中小ITベンダーにて16年勤務。入社してすぐの時期からJavaを中心としたWebアプリケーションの開発に従事してきました。中でも大手SIerとの協業によりスクラッチでのCRMシステムを構築、運用を行いました。
同時期、プロジェクトマネジメント関連の資格取得や団体への参加により知見を養ったものの、ウォーターフォールモデルによる成果と顧客満足度のミスマッチに疑問を感じ、アジャイルに傾倒していきました。
アジャイルの研究を行いながら、実践を通して多くの成功と失敗を経験してきました。その中で気づいたのは要求の先にある「価値」の存在でした。
「価値」をいかに作るか?それに見合う報酬は?ということを考えている時に要求開発と匠Methodに出会いました。
同じ頃に、技術の軸をクラウドに移しており、Salesforceでのシステム構築を行っていました。匠MethodとSalesforceとの相性の良さに気付き、その中で「価値」を作る方法を考え、実践してきました。
今後はこれらの経験を活かして「価値」を最速で提供できる方法論を確立し、多くのITベンダーとエンドユーザーが幸せになるよう、また、日本のIT力が向上するように貢献していけたらと思います。
取締役
ITとビジネスの繋がりは、非常に重要であると思われているにも拘らず、いまだ充分に浸透していないものと感じています。要求開発の普及がその一助となることを大いに期待しています。顧客のValueをベースにしたソリューションビジネスが浸透することで、日本のITが大きく発展するものと信じています。